健康生活

【かかと落とし体操】毎日続けられる!簡単に健康キープする効果と方法

健康になりたい、そう思うなら「かかと落とし体操」がおすすめです。

かかとをストンと落とすだけ、とっても簡単な方法です。

鎌田先生(諏訪中央病院名誉院長)もみずから実践し、推奨しています。

今回は誰でもできるかかと落とし体操について、効果ややり方を紹介します。

かかと落とし体操を続け、健康で元気な姿になりましょう。

Contents

かかと落とし体操の効果

かかと落とし体操には嬉しい効果が期待できます。

主な効果を3つ紹介します。

効果①骨粗しょう症予防

かかと落とし体操は骨を強くします。

骨粗しょう症(骨粗鬆症)は骨の量が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。

通常痛みはなく気づきにくいです。

しかし、人間は18歳をピークに、年を取るごとに骨がスカスカになります。

  • つまずいた
  • くしゃみをした
  • 手や肘をついた

などのちょっとしたことで、背骨・手首の骨・太ももの付け根などが骨折してしまいます。

1ヶ所骨折するとその周囲にも負担がかかり、歩行が難しくなったり、要介護状態になったりといったケースもあります

骨粗しょう症を予防するには、カルシウムやカルシウムの吸収を高めるビタミンDを摂る方法が有名です。

また、骨を丈夫にするには運動が欠かせません。

そこで、運動が苦手な方やあまり時間をかけられない方に向いているのがかかと落とし体操です。

かかとをストンと落とすことで、骨を再生する骨芽細胞に働きかけ、強い骨をつくり、骨密度を高めてくれます。

効果②血糖値の低下

かかと落とし体操を行うことで、血糖値を下げる効果が期待できます。

年齢を重ねると気になるのが高血圧や糖尿病ですよね。

厚生労働省の調査によると高血圧総患者数は1,000万人を超えています。

高血圧と糖尿病を合併すると、動脈硬化から血管に大きな負担がかかり、心臓発作・脳卒中などのリスクが高まります。

そこで注目したいのが「オステオカルシン」という骨ホルモンです。

「オステオカルシン」は肝臓にはたらきかけてインスリンの分泌を支え、血糖値を下げます

かかと落とし体操はその動きから「オステオカルシン」の分泌を促すため、血糖値低下に役立つのです。

効果③メタボ改善

かかと落とし体操はメタボ解消にも向いています。

生活習慣や年齢のせいで運動量や筋力が減り、メタボリックシンドローム(症候群)と診断される方が増えてきています。

腹囲(おへその高さ)が男性85cm以上、女性90cm以上なら要注意!

血圧・空腹時血糖値・脂質の基準にうち2つ以上当てはまると、メタボリックシンドロームです・・・。

医師から判断された方や気になる方はかかと落とし体操をやりましょう。

かかと落とし体操を行うことで「オステオカルシン」が分泌されるとお伝えしましたが、さらに「アディポネクチン」という物質も増えます。

「アディポネクチン」の分泌量が多ければコレステロール値が下がり、メタボの予防・改善につながります。

また、「2〜3kg体重が減った」「ウエストが締まった」という声も聞きます。

かかと落とし体操を継続し、健康的な体を手に入れましょう。

かかと落とし体操のやり方

では実際にかかと落とし体操をやってみましょう。

とても簡単で、いつでもどこでも誰でもできます。

TVを見ながら、キッチンで食事の準備をしながら、仕事の休憩がてら、などスキマ時間に実践してみてください。

ステップ①両足を揃えて真っ直ぐ立ち、つま先を上げる

両足は肩幅程度に開き、背筋を伸ばして立ちましょう。

つま先を上げることで、ふくらはぎの筋肉が伸び、すねの筋肉も刺激されます。

平らなところでつまずきやすい人はつま先が上がっていない証拠。

最初は難しく感じるかもしれませんが、徐々に上がるようになります。

ステップ②かかとを上げ、つま先立ちにする

かかとを上げる高さは2〜3cmから始め、少しずつ高くします。

この姿勢を3秒静止してください。

腰が痛む場合は少し腰を曲げても構いません。

体が不安定になってしまうなら、いすの背もたれやテーブルなどにつかまりましょう。

また、椅子に座って行うのもOKです。

転倒には十分注意しましょう。

ステップ③かかとをストンと落とす

かかとに重心をかけ、一気に落とすことが重要です。

ひざが痛む場合はかかとを落とす前にかるくひざを曲げておきます。

関節に痛みや違和感を感じたら無理はしないでください。

運動を行う前に医師に相談するのがベターです。

ステップ④2秒に1回のペースで、ステップ2と3を繰り返す

1日30回を目安に行いましょう。

慣れたら回数を増やしてもいいですが、1日で何度もやるより、毎日継続するほうが効果的です。

30回連続で行う必要はないので、朝 昼 夜 十回ずつとか 空いた時間に実践してみてください。

かかとをストンと落とすと ドスンと音が響きますので マンションなど共同住宅の室内では お気を付けください。

まとめ

健康になりたい、健康をキープしたいなら、「かかと落とし体操」!

かかとをストンと落とすだけ、元気に長生きできる体へアプローチします。

  • 効果①骨粗しょう症予防
  • 効果②血糖値の低下
  • 効果③メタボ改善

場所や時間を問わずできるため、気が向いた時に試してみてください。

日常の合間にかかと落とし体操を取り入れ、楽しい老後人生を目指しましょう。

木村拓哉の娘さんの Kokiさんもかかと落とし体操 してたみたいですよ!